絶望に効く薬 Vol.11 著者 山田玲司さん 団鬼六さんの回

団鬼六さんの話、またしても箇条書き

SM文化を作った人らしい。
ちゃんと大学を出て社会人になると言ったら親に怒られた
親も鬼六さんも借金したり金持ちになったりの繰り返しだったとか
32歳で真面目に生きようと英語教師になったが、教室でエロ小説を書いていたらしい
教師やりながらエロ小説を書く、それが面白かったと語っております。
完成した小説が花と蛇、そして映画制作会社を設立
8億の家を立てる。その後博打で売り払う
表だけでやろうとするとダメ、こっそり隠れてやるのが楽しい
二面性がないとダメ

最後に一言「ただ狂え狂ってこそ人生なのだ」

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 教師が教え子に手を出してしまう感覚?なんて言うんですかね背徳感?学校をサボってやるゲームの楽しさ的ななにか?得体のしれない感情がそこにはある気がしますよね。

 しかしこれを読んだ時、僕が感じたのは真面目さでした。誰も歩いたことのない道、どっちに進んでいいかわからない道を選択することは真面目に人生について考えなくてはできないと思います。まあ僕も真面目です 

 鬼六さんは狂ってと言っていますが、実際は狂ってはいないと思います。社会が高度化するにしたがって動物としての人間は異常な環境下にいると思います。異常な環境にいるのだから狂って正常と言えます。現代の環境で正常を装っている方が異常であり、だからいろいろな精神疾患が起こるのだと思います。以上二病でした。